しなてる

 

 

しなてる片岡山に

飯に飢えて臥せる

その旅人あわれ

親無しに汝生まれけめや。

 

(聖徳太子)

 

 

草野心平ふうに書き直す:

 

飢餓人がいたぞ

片岡山に

飯が無いので寝ていたぞ

親は無いのか寝ていたぞ

哀れなりけり寝ていたぞ

 

 

俳句とする:

 

ゆきだおれ

親は知らずや

飯に餓え

 

 

はて

 

み吉野の

山の嵐の寒けくに

はたや今宵も

我が独り寝む。

 

(文武天皇)

 

とり歌:

 

いいじゃない

独りで寝ればいいじゃない

ゆっくりけふはおやすみなさい。

 

すきじゃのう

山に来てまでまたそれか

すこしはほかにすることないか。